2012/01/29

お釜のおこげ

茶懐石の料理は、あくまで濃茶をいただく前にお腹に入れておくという目的で供されます。空腹に濃茶では胃に負担がかかります。料亭「吉兆」の創設者湯木貞一氏は、濃茶が大好きで、いつも朝食前に服されて胃を痛めたのだと何かで読みました。お茶の水流では濃茶はソースとして扱うので胃への負担は考慮しなくてもよいのですが、気軽な食事という意味での懐石料理は参考になります。

私が「いいね!」と思うのは一汁二菜の献立です。なかでも、ふっくらと炊き上げたご飯とお味噌汁は、シンプルなだけにお客様も構えずに召し上がれるのがよいと思います。最後にご飯を香ばしく焦がしたのを湯漬けでいただくのが、最高のおもてなしと思うのですが、いかがでしょうか。

お茶事のお稽古では、水屋での調理をじっくりと拝見する余裕がなかったので、ご飯のおこげをどうして作っているのかがわかりませんでした。いまや電気炊飯器はスイッチひとつで炊き上げますし、ご飯を焦がすなどという失敗(?)はしません。パエリアやチキンライスなど鍋で調理するご飯ものだとおこげを楽しめるのですが。

と思っていたら、ガスコンロで簡単におこげご飯を作れるスグレモノを発見しました。かまどごはん釜という特殊な陶器のお釜です。ガス火にかけて、勢いよく蒸気が吹きだしたら2分で火を止め、そのまま20分蒸らしておくだけで美味しいふっくらご飯が出来上がります。ご飯の硬さは水の量と火の強さで調節します。強火で炊くときれいにおこげができます。

もともと、わが家の電気炊飯器が何年も使われないまま、マイコンの操作方法がわからなくなり、取扱説明書も失われて、ご飯を炊くのに往生したことから、ガスコンロで使うという点に惹かれて購入に踏み切りました。最初に説明をよく読まずに長時間強火で炊いて、黒焦げご飯を作ってしまい、「購入は失敗だったかも」と悔やみましたが、慣れれば火加減がわかってきます。今では炊きたてご飯の美味しさにすっかり満足。

これはお茶事の水屋では重宝されるかも、と思ったので紹介させていただきました。なによりも節電になるのがいいですね。もっとも保温機能はないので、炊き上がったらすぐに食べないと冷めてしまい、結局はチンしないといけません。家族一同そろった時分に炊き上げる、なんて孤食の時代には本物の贅沢といえるのかもしれません。

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2012/01/21

京都で茶室を借りる

大寒を迎え、節分を待つ季節となりました。今年は恵方巻を自分で作ろうかと考えています。相変わらず冬眠モードで暮らしていて、なかなかお稽古を再開できないでいますが、最近「貸し茶室」で検索する方が増えているので、最新の情報を掲載します。

京都府内にある公共施設で茶室のあるところは、ネットの京都府・市町村共同 公共施設案内予約システムを使うとかんたんに調べられます。「利用目的から施設を選ぶ」の「教育・文化」カテゴリーに茶道とありますから、それをクリックして、次に「利用したい施設の所在地」を選択してください。複数選択も可能です。

それぞれの施設一覧が表示されたら、詳細をクリックして施設案内をお読みください。

京都市内の茶室についても同様です。目新しいところでは南禅寺の近くにある無鄰の茶室。お道具も借りられるようです。小川治兵衛の作庭で有名です。

もう少し余裕ができたら、大阪の貸し茶室についても調べてみます。

それにしてもネットは便利やなと思うと同時に、公共機関も市民サービスがよくなったなあと実感します。まあ、利用されない施設は存続目的を失って、いつ廃止されるかわからないご時勢ですから、身近にある公共の茶室をどんどん利用しましょう。

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2012/01/01

謹賀新年

あけましておめでとうございます

いつも拙ブログにお越しいただき、心から御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

久しぶりの大阪でのんびりとお正月を迎えました。今年はまだ4月以降の仕事のスケジュールが確定せず、自分でもどのように過ごすのかイメージがつかめないのですが、両親のもとで家事をこなすことが最大の課題になりそうです。とくに食事作りでは、食べやすく美味しそうに見せる工夫が要ると思います。自分の基準が通用しないので、いかに想像力を働かせるかがポイントかな?

ゆとりができたらお茶のお稽古を再開しようと、地域の教室は調べてあります。食事作りを通して、懐石料理の基礎を実践できたらいいなと考えています。

苦手な片づけや掃除の分野では、モノを減らして掃除しやすい環境を整えていきたいです。年末から取り組んだ結果、リビングには粗大ゴミの山が、自室には仕分けを待つ予備軍がゴミ出しの日を待っています。床部分が見えるようになれば掃除ももっとやりやすくなることでしょう。

家事を効率よく気持ちよく遂行する力こそ、茶道に必要な基礎能力だと考えます。環境を整え、相手の体調を見計らって食事を提供する、そのための発想(想像力)と段取り(計画性)と実行力、そしてコミュニケーション。茶道がお稽古事として人々に憧れを抱かせるのは、見かけは非日常的なパフォーマンスでありながら、豊かな生活実践に裏打ちされているという日常性、その融合の面白さゆえなのでしょう。

「お茶の水流」はあくまで自分だけの妄想炸裂フィールドですが、茶の湯のエッセンスを見極めつつ、慣習や決まりにとらわれない楽しみ方をどんどんと広げていきたいです。

今年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ。ぽちぽちと更新していますので、ふと思い出された折にでもお立ち寄りくださいね。

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2011/12/25

きもの、よきもの

各地でホワイトクリスマスとなりそうな天気ですが、みなさまの土地ではいかがですか?京都は市内北部で雪が降っているでしょう。今日は高校駅伝大会が開催されるので、中継を見る際にヘリからの景色も楽しめそうです。

京都に近いこちらでは、石清水八幡を越えると気温が高くなるので、なかなか雪が降りません。きものに凝りだした頃に古道具屋で女物の高下駄を衝動買いして、大家さんに「いまどき雪に高下駄は見たことないなあ」と笑われたことを思い出します。確かに温暖化の影響でブーツが要るほどの積雪はめったに見られません。

寒い冬は足元まで温いきものでお出かけしたくなりますね。最近はきもの姿の女性をよく見かけるので、和装のよさが見直されているんやなと感じます。晴れ着というより紬や小紋といった普段着が増えてきましたし、着付け教室も盛況だとか。

茶道のお稽古を中断してからは、和ダンスを開けることもなかったのですが、引越しの際の荷造りに一波乱ありました。高齢の(認知症を疑われる)母が手伝いに来てくれて、引き出しからきものを取り出しては無造作に畳んで箱に押し込んでいくのです。内心(ああ、しわがつく!)と気がかりがまた増えましたが、手伝ってもらう側の弱みから一切口出しをしませんでした。きものなど使用頻度の低い荷物は真っ先に荷詰めして、最後に開封しますよね。愛するきものや帯たちが「ラッシュ時の混雑よりひどいわあ」と悲鳴を上げているようで、、。

ようやくタンスに戻したとき、意外にもきものたちは草臥れてはいましたが怪我はありませんでした。さすが昭和一ケタ世代、昔の習慣が身についていて自然とやさしく扱えるようです。むしろ、ガムテープでがさがさになり、ひびが入った私の指の方が危険でした。生地に引っ掛けそうになってフリーズしました(こわいというのとイタイのと両方)。

きものはタンス香の良い香りがして、手触りもすべすべしっとりとします。折じわを撫でているとなんとも優しい気分になれます。きものを畳むのも、左右の褄や裾を揃え、袖を合わすという幾何学的な作業なので、きちんと畳むと気分もすっきりします。自然とこころが癒されるようでもあります。

きものはよきもの。久しぶりに触れて実感しました。元旦にはきもので初詣に出かける予定です。

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2011/12/24

わび、さび、ときめき

メリークリスマス!

ようやくネットにつながる暮らしを取り戻しました。12月に入り、引越しの見積もりやら片づけやら不用品処分で目が回り気の遠くなるような日々でしたが、今現在6畳一間で、ダンボールの箱の山をパズルのように移動させながら荷を解いています。初日は布団を敷くのが精一杯でしたが、だんだんと可動範囲が広がっています。

いやはや、大変でした。何がって、京都市内でゴミを捨てることが、です。京都市は有料の指定ゴミ袋で、普通ゴミを週2回、プラゴミを1回、びん缶ペットボトル1回、古紙と小型金属類は月1回という回収を行っています。普通ゴミ袋は5Lから45Lの5種類で、量にかかわらず一枚10円です。45Lの袋に収まらない大型ゴミは、受付センターに予約して、大きさにより異なる料金をコンビニやスーパーで払って指定ラベルを購入し、指定日時にラベルを貼って道路に出す決まりとなっています。

大阪の実家のある自治体では、大型ゴミは予約制ですが無料、ただし可燃不燃それぞれに第何曜日と町ごとに割り振られています。実家に行くと「可燃か不燃か」を手引きで確認しますが、京都市では手引きを見て大きさから料金を確かめます。京都議定書をきっかけにエコに熱く取り組んでいますから、手引きも薄いカタログ並にオールカラーでイラスト満載です。大都市やから広報にもお金をかけられるんやなあ。

大型家具をマンションの階段使って下ろすのは大変だし、忙しいこともあって、引越し業者に処分も頼みました。リサイクルショップに売ろうとしたらナンボかになるんやけど、手間がかかります。場所をふさぐ家具はこれでバイバイです。

山のようにある書籍は、仕事関連のものも含め8割を古書店に買い取ってもらいました。たんす一杯のきものや帯も、「惜しい、、」と感じる品だけ残して古物商に引き取ってもらいましたが、帯が購入価格の1割になればいいほうで、きものは「値段にならん」そうです。

ちょうど友人から勧められた「こんまり」こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく魔法の」片付けを、某TV番組で取り上げていたので参考にさせてもらいました。「ときめき」を感じるきもの、洋服、小物だけを選んだつもりが、やはり荷物は予想以上に多くなりました。

シンプルな「わびさび」暮らしを目指しながら、「ときめき」過ぎて荷物の山。それでも、消費しなければこの国の景気は浮揚しません。年末はどこでも大量のゴミが捨てられそうですが、この社会で消費行動を止められるはずがありません。片付けた空間に快感を覚えても、いつのまにかまた買ってしまうのでは、、。

以上、片付き始めた部屋に満足して、新たにネットで収納グッズを買ってしまった私の懺悔でした。サンタさん、私は「何も要りません」とはよう言いません。だから今夜も忘れずにうちの煙突にお立ち寄りください。

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2011/11/02

植物園大茶湯

明日の文化の日に京都府立植物園にて「植物園大茶湯」が開催されます。秀吉の北野大茶湯にちなみ、誰もが自由に参加でき、流派・系統を問わずに席主(亭主)がおもてなしするという趣向です。日本茶に限らず、中国茶や紅茶など世界の茶文化に触れることができるのが魅力的ですね。

当日の入園料は無料で、茶席券は当日販売されます。京都で北野大茶湯を再現するとしたら、これほど適した会場はありません。花を愛でながら周遊できる広大な公共施設ですもの。これを大きな社寺で行うとなると流派・系統がからんでややこしそうですが、持ち主が京都府ですから、誰でも利用できるのが強みです。うーん、私も思いつかなかった、、。京都御苑は地面が砂利ですが、緑陰に茶席を設けると面白いとは考えていたのですが。

紅葉には早いですが、菊や秋の草花が出迎えてくれます。ここの大温室は一見の価値があります。北大路側から入場して園内を一巡し、北山通口を出て名高いマールブランシュでアフタヌーンティー、というのもお薦めです。

これこそ「コミケ」ならぬ「茶マーケット」。若い人々がどんどん参加されることを願っています。

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2011/10/30

菊のご紋が走る

京都国民文化祭が開幕した昨日、私は家賃を支払うため大阪から京都に出かけました。家主さんとは10年以上のお付き合い、毎月の支払いは手渡しです。

神宮丸太町駅を降りて丸太町橋の東詰に出ると、川端丸太町の交差点は京都府警に封鎖されています。「御池通でオープニングパレードがあるといっても、えらいものものしいなあ」と横目で通り過ぎようとすると、若い警備隊員に止められました。「もうしばらくは橋を渡らないでください。」「皇太子さまが数分後に京大から出て、ここを通られるので。」

京都御所の近くなので、皇族方や祭の行列、マラソンなどのイベントに京都府警が交通規制を敷くのには慣れています。数年前にはたまたま天皇皇后両陛下の乗られたお車を、間近で目撃したこともあります。それにしても、ほとんど観客がいなくて近所の通りがかり数人という交差点で、通りはがらがら、歩行者も足止めされるという光景は初めて見ました。

見れば丸太町橋を西から歩いてくる人もいます。「おまわりさん、あっちからは渡ってるやないですか?」「いやー、いろいろと難しくてね。お車と同じ方向に進んではいけないんですよ。」

よく考えて、ようやく合点がいきました。マラソン中継で選手と並んで歩道を走るアホな自転車や人をよく目にしますが、皇族に対してそのような行動は無礼にあたるのですね。礼儀上というより警備上も、いつ脇から攻撃を受けるかわからないので、厳重に足止めをさせるのでしょう。

徹底した配備の中、パトカーに先導された一行が目の前を右折していきました。車中の皇太子さまが、沿道の人々に会釈されるのが見えました。数分後「解除!」とアナウンスがあり、交差点は瞬時に日常の往来に戻りました。

「雅子さまとご一緒であれば華やかなのに」と単身の皇太子さまがお気の毒に感じました。この日、皇太子さまは国民文化祭のパレードをご覧になり、京都国際会館でのオープニングセレモニーでお言葉を述べられ、日程のどこかで京大の山中教授のiPS細胞研究センターをご視察に寄られたようです。当日お昼近くまでヘリが飛んでいたのは、やはり警備のためでしょうか。いまや皇位継承者第一位の方ですもの。

国難の折にこそ国民の「文化の力」を結集してこころを豊かにする、これこそ故河合隼雄氏(元文化庁長官)がデフレ不況下の関西を文化で元気にしようと、「関西文化力」というプロジェクトを立ち上げたねらいでした。

皇族方がさまざまなイベントでお言葉を述べられるのは、日本独自の文化のあり方といえるでしょう。今日は菊のご紋はどの地を走っているのでしょうね。

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2011/10/24

侘び住まいをめざす

新しい記事をアップしないとカレンダーが更新されず、ブログ画面に寂寥感がただよってきたため、近況報告をかねて申し上げます。

介護に関わるため、20余年暮らした京都を離れて大阪に引っ越します。行き着く先は6畳和室の世界、2LDKの生活からワンルームへのダウンサイジングを余儀なくされています。もともと畳に寝そべって読書するのがいちばん幸せと思う私ゆえ、障子と襖の空間に住まうのは楽しみではあります。でも、ためこんだ不要品を整理する手間を考えると、気が重い、、。

ここは今流行の断捨離を実践するよい機会と思い切り、茶室の水屋のように必要な道具だけを置く簡素な暮らしをめざします。古本屋に引き取ってもらう予定のまま積み上がった本の山、クローゼットに入りきらずに鴨居にかけた洋服たち、もうこの歳では派手すぎるきものや帯を処分しましょう。

フローリングにしか似合わない観葉植物とはお別れし、ベランダで生き残っている石蕗と桔梗の鉢を持って行きます。今度は草ぼうぼうの小庭があるので、椿の木を植えるつもりです。

松花堂昭乗の住んだ2畳の草庵を考えると、現代であのような侘び住まいをするには世捨人になるしかないと思います。まあ、孝行を努め上げた後は、リュック一つで歩き遍路になり、そのまま海外を放浪するつもりなので(まさしく世界の果てまで行ってキュー)、今から荷物は減らしておく方がいいですね。

京都を離れる開放感から、また茶道のお稽古を始めるかも。でも、初級中級の点前を反復するだけにとどめたいです。

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2011/09/22

国民文化祭・お茶会

いよいよ来月末から開催される国民文化祭・京都2011、もちろん茶道でもお茶会を用意してお待ちしております。というご案内を早めに書くつもりが遅くなって、京都府で行われる大茶会「4つのお茶会」は、ほぼ募集終了になっております。京都市主催の「はじめてのお茶とお香」の方も親子券が残っているだけのようです。

私も早くから注目していたのですが、まだ募集前で記事をアップするには余裕があると思っていたら、すでに定員オーバーとは、、。大徳寺茶会を狙っていたので残念です。きものを着てお出かけするのにちょうどよい時期ですし、大徳寺で懸釜となると、地元茶道関係者の間では早くから評判になっていたのでしょうね。

私のように出遅れて残念な思いをされている方へ、朗報をひとつ。京都芸術センターにて11月5日6日に明倫茶会・番外編 「暮らしの美:民芸へのオマージュ」が予定されています。サイトから参加申し込みができます。席主がどなたかわかりませんが、民芸に関心のある方には興味深いお茶会になるでしょう。

芸術の秋、文化の秋。京都ではさまざまなイベントが目白押しですので、ぜひお出かけください。きものパスポートもお忘れなく。ちなみに、国民文化祭開幕日10月29日(土)には、京都市バス・市営地下鉄が「きもの無料乗車券」を発行しています。(無料乗車券つきの公式ガイドブックを京都駅ビル2F京都総合観光案内所にてゲットしてください。)この日は御池通で都大路オープニングパレードが行われるほか、宝ヶ池の京都国際会館ではオープニングフェスティバルも開催されます。

こういう催し物を紹介する際に苦労するのは、京都府と京都市が別々に開催しているため、両方を調べる必要があることです。一部は相互乗り入れしているのですが。大阪府vs大阪市みたいになってはほしくないけれど、政令指定都市と府の関係ってホンマにややこしいわ。

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2011/09/21

お茶で始まる一日

ごぶさたしております。

仕事が雪だるま式に増えて、週末はダウンしているという相変わらずの暮らしぶりです。仕事があること自体僥倖というべきご時勢ですが、50代ともなると体力的にはけっこうきつい。ようやく残暑も終焉し、秋の夜長をブログ書きにいそしむ余裕ができてきました。

茶道を離れても、お茶好き生活は満喫しています。9月上旬に一保堂のイベントでマグボトルを使ったおいしいお茶の淹れ方を教わり、自宅で大活用しています。(その節は、プチ・メックの美味なバーガーとあんこたっぷりの最中をいただき、教室担当の皆様、まことにありがとうございました。)

ほうじ茶を急須で淹れて一煎目は湯飲み茶碗で味わい、二煎目、三煎目をマグボトルに入れて保温します。このマグボトル、キュートで持ちやすい外観もさることながら、密閉度が高いため、長時間高温のまま保存できるという優れた機能を持っています。一度に一日分のお茶を作れるため、これからの寒い季節に重宝します。私は同じ象印製のマグ(200ml)をすでに持っていたため、この2本をフルに使いまわしています。

朝起きたら、生姜入り紅茶をポットで淹れ、まずは朝食で一服。朝食後はキッチン点前で薄茶をいただきます。10時には残りの紅茶で一服、昼食時にほうじ茶を淹れて一服、あとはマグボトルから適宜飲みます。お茶の保存はせいぜい3時間を目安に、といわれましたが、少々風味は落ちるものの、半日は十分おいしくいただけます。職場では、デスクの引き出しに柳桜園の煎茶を保管しており、茶漉しつきのカップで日中に三服は飲んでいます。

一保堂の教室ではいつも玉露や煎茶、番茶、ほうじ茶とさまざまな種類のお茶を試飲できるので、次は玉露の教室にトライしようと思います。メールで案内をいただくため、早くに予約を入れられるのがありがたいですね。教室のスタッフのお顔も覚えたし、しっかり学習しようっと。茶道研究の方はいっこうに進みませんが、お茶のある生活は充実しています。では、マグボトルにお茶を詰めて、図書館に出かけましょうか。

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«一保堂教室「抹茶を楽しむ」