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2005/02/28

椿

花の名を読む人多き椿寺日光月光曙ありて
 東山山麓の霊観寺は椿の寺として有名です。春には特別に庭園が公開されます。椿の種類の多いこと、品種を書いた札を見ながら花を楽しむ人がそぞろ歩き。椿は日本原産の樹だそうです。

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2005/02/27

着付け

姿見に帯のお太鼓映しつつ結ぶ帯締め身も引き締めて
 きものを着るのが大好きです。帯を締めると背筋が伸びる思いがして、身が引きしまります。それだけに気合いが入らないと、きものを着る気分になれません。元気のバロメーターといったところです。

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2005/02/26

祈り

不如意のこと重なり足の重き帰途月に捧げる般若心経
 四国八十八カ所巡拝のおり、毎日何度も唱えて覚えた般若心経。今ではうろ覚えですが時折断片的に思い出します。お経やお祈り、祝詞の単調なリズムにはどこか過熱した心身をクールダウンする効用がありそうです。写経も頭を空っぽにするにはもってこいでは?

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2005/02/25

梅苑

梅はまた花の兄(え)という青空に伸ばす枝々妹(いも)はまだかと
 京都御苑の梅林もそろそろ見頃でしょうか。いにしえには花といえば梅のことでした。春の先触れ、花の兄。花の妹たちは「まあだだよ。」とお兄ちゃんをじらしているようです。

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2005/02/24

春一番

布団干しわたしの胸もはたいてる春一番が吹いた翌朝
 「春一番」と聞くとキャンディーズの歌をハミングしてしまいます。名前の割にはけっこう厳しい風、黄砂まで運んできましたが、枕も布団もほこりをはたいて吹き飛ばそう。冬眠の眠り滓も全部飛んでいって。

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2005/02/23

誓願仏

火炎山この世の果ての地の奥に秘められし仏いま出現す
 NHKの「シルクロード」で、前世紀初頭に各国の冒険家により剥がされたトルファン近郊のベルクルク岩窟壁画が、デジタル技術によって色鮮やかに再現されたのを観て感嘆しました。バーチャルな仏様を拝むのは本来の祈りではないのでしょうか?さて、仏は仮想なりや?

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2005/02/22

恋文

恋文の束燃やした夜を想ひけり若き炎はなすすべもなく
 春になって私の頭にも芽が出てきたのでしょうか?恋の歌を作りたくなります。自宅で手紙の束を燃やすのは容易ではありません。私はスティールのゴミ缶を台無しにしました。20代半ばの若気の至り、、まあ今でも終われば恋愛の痕跡を消去してしまう性分は改まっておりません。恐ろしい。

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2005/02/21

恋心

好きですと口にしたなら溶けてゆく淡きこころを如何にとどめん
 恋愛はこころの内で想っている期間が一番楽しい、と言うと空想家みたいですが、この歳になるとリアルな展開が予想できてしまうのですね。リアルな恋愛に燃えるのも楽しいのですが、どこかで前に読んだ推理小説を読み返している気がして、、。最近疲れ気味かな?

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2005/02/20

桃の花

妖精が今日またひとりチュチュ広げつま先立ちする桃の春なり
 職場に一抱えもの桃の花が届きました。暖房が効いているので毎日次々と開花していきます。桃色としか言えない(!)花々を見ているとうっとり桃源郷に引き込まれそうです。ひな祭りまで咲いていてーと願う毎日です。 

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2005/02/19

演歌

この国の情念動かすリズムなり演歌はどれも五五七七
 NHK紅白再放送でめずらしく演歌を歌詞つきで聴けば、シンプルな歌曲ほど五と五、七と七の対句で成り立っているのですね。五七五七七がいかに我々の血肉にしみこんでいるか再認識。でも若者は?Jポップは形式度外視かしら?

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2005/02/18

雨水

日に向かいまぶた閉じれば見えるはず薄明のなか春は踊れり
 雨水とは雪から雨に変わる時節、風はときに暖かく、水の匂いも違ってきます。ささやかな春の足どりを見るために目を閉じてみましょう。「お水取りが終わらないと春にならない」京都ですが、確実に陽気が増しています。

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2005/02/17

頭にくる

ぞんざいな接客態度見過ごせぬ頭かっかと湯気湧き立つ日
 怒りを放てば後味が悪いので、通常はぐっと我慢している。でも「許さぬ!」と切れるのは対価に見合うサービスをうけられないとき。完全に頭に気が上って「頭上温泉」状態。かけ流しのお湯ですが、熱湯にご注意。

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2005/02/16

整体

全身の力緩めるその刹那自意識の枷消えて漂ふ
 月1回の整体は1ヶ月分の身に溜まった澱を洗い流す温泉のようなもの。迷いも気がかりも忘れて、ぼおーと無重力空間に浮いている感じがクセになり、やめられません。整体の先生は「僕は自分にはできないけど」と苦笑しています。

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2005/02/15

新聞

今日もまたどこかで誰かが死んでいる新聞たたむ音供養とす
 活字中毒で読み始めたらきりがないから、新聞は購読せず、職場で手の空いた時間に流し読み。報道の視点はそれぞれだけれど、人が亡くなっているという事実にはかわりありません。きれいに畳んで心の中で合掌。 

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2005/02/14

バレンタイン

純愛を夢見る人は星の数バレンタインの願い叶ふか
 今回は私は「当事者」ではなく、恋する女性の応援団の方です。男女共同参画社会に「女性が公然と求愛できる日」というのもヘンだけど、要は現代の「お祭」と考えればいいのかも。チョコレート業界を恨まないでね、モテナイ君たち。

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2005/02/13

地方から菓子箱の山ひそやかに色と匂いを封じこめつつ
 お土産のお菓子の途切れることのない職場。空になった菓子箱と紙袋は大事に保存されます。「もったいないから」という京都人の習性ですね。でも小型ロッカーを塞いでいるんだけど、、。「捨てる技術」はどこへいったの?

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2005/02/12

バンドエイド

くすり指両手仲良く切り傷で指輪代わりにバンドエイド
 知らない間に右薬指の第一関節に切り傷、翌日花ばさみで左薬指の同じ箇所に切り傷。水仕事に差し支えるからバンドエイド貼ってみたら、見事に左右対称。付け根だと指輪になるのに、、、でも歌のネタ見いつけた♪。

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2005/02/11

記念切手

なんとなく手紙を書きたい休日に切手アルバム眺めて過ごす
 待ちに待った祝日。片づけたい家事はそっちのけにして、お気に入りのレターセットと記念切手のアルバムを取り出します。誰に書こうかな?相手の顔を思い浮かべつつ、切手のコーディネイトを考えるのも楽しいものです。

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2005/02/10

バースデイ

雲間より陽のさす朝にひとり飲む紅茶よハッピーバースデイ
 地球が一回転しただけで、また一つ歳をとりました。もう正確に覚えていない。書類の年齢欄もほとんどパスしてる。それなのに同年生まれの人と生まれ月を言い合って「私がお姉さんよ!」と喜んでいる訳のわからない私です。

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2005/02/09

梅だより

早咲きの梅ほころぶと便りありいにしえの風ほのかに薫りて
 北野天満宮の梅園が公開されているそうです。早咲きの梅が見頃だとか。個人的には御苑の梅園が好き。(なによりも無料だし。)梅だよりは地元京都新聞のHPでチェックしています。そろそろウグイスも鳴き出すでしょうか?

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2005/02/08

マンデー・ブルー

昨夜までふわり浮いてたハートたち改札で鳴く月曜の駅
 月曜日には自殺が増えるそうです。「サザエさん症候群(あの主題歌が流れると週末が終わると憂うつになる症状)」は知られていますが、私はアニメを見ないから、日曜の夜はまだまだハッピー。翌朝はどーんと低気圧になっています。あーあ、また1週間、でも祝日があるもんね。

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2005/02/07

駅伝

寒風に頬赤くして駆け抜ける子どもらを見て背筋を伸ばす
 陽が時折さすものの肌を突き刺す風の吹く鴨川右岸、京都市小学生大文字駅伝の応援に行きました。幼児からお年寄りまで家族総出の応援、白バイ隊が誘導する本格的なレースにどの子もきりりと唇を結んで走っており、応援する側もいっぱい元気をもらって帰りました。

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2005/02/06

侘助

花入れに身をもたらせて侘助が恥じらいにじませ微笑む床の間
 同志社大学近くに有名な「わびすけ」という飲食店(今風に言えばカフェ)があるのですが、ずっと人名だと思っていました。お茶を始めて椿の名だと知ったものの、どんな花か想像できませんでした。今日実物に出会いました。なるほど「わびすけ」、名は体を表すという通りです。

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眞鍋かをり

待ちきれず鍋の蓋開け湯気越しに交わした笑顔とオリオンビール(唯野マスノ)
 枡野さんの「お題」、今回は「眞鍋かをり」です。「それ誰?」状態の私は投稿の資格はないでしょうが、とりあえず「おダイ」をぶつ切りにして鍋物にしてみました。オリックス鍋にしようかと思ったけど、野球オンチなのでパス。かっこ内は投稿の条件に名前を明記とあるので遊びです。トラバしてもナンバープレートがないと違反になるらしい。

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2005/02/05

陽の下に雪が市松模様描く瓦屋根見てカラス音を上げ
 大雪の翌朝、屋上から見た家並みの屋根は白く美しい市松模様を描いていました。上空を旋回する黒い鳥との対照。絵に描いてみたい景色に出逢いました。

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2005/02/04

雪だるま

雪だるま持って帰ると駄々をこね泣きべそかいたあの子に会いたい
 職場の玄関先に作った雪だるま、「持って帰る!」といいはる子に、母が「電車のなかで溶けてしまうよ」と諭しました。結局写メールを撮って帰っていったとか。どんな子だったのかな?当の雪だるまは半ば溶けて大の字に寝転がっております。

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2005/02/03

節分

幼な子が声張り上げて豆をまく窓開けるごと雪輝く夜
 数え年の数だけ豆を食べられたのは何歳までだったでしょう?折り紙で三宝を作り、家族の分の豆を分ける役を喜んでしていました。あれも立派な算数の学習だったのですね。今や半分の数で済ませています。

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2005/02/02

大雪

立春を目前にして大寒波国土凍てつき雪に声なし
 昨日は晴れていた京都ですが、一夜明けると一面の銀世界。子どもたちは雪遊びで一日楽しむことでしょう。新潟では背丈を超す高さの積雪だとか。北国の冬の暮らしの労苦に思いをはせました。

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2005/02/01

銀輪

銀輪の群れがすいすい泳いでく都の歩道は春の小川か
 京都は自転車天国でもあります。学生たちが猛スピードで歩道を走るので、お年寄りが轢かれぬかとハラハラします。すいすい流れる銀輪はメダカの群のよう。早く春になーれ。(実際に小川通という通りもあります。)
 

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