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2007/09/29

東京にて(3)

塵ほこり鉄のにほひに人の群れ嗅ぎ分け歩くメトロポリス

のぞみを下車した途端に東京のにおいが鼻腔に入りました。一日で慣れましたが、やはりほこりっぽいです。

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2007/09/28

芭蕉布

芭蕉布を紡ぎて織りて老いし女(ひと)の声澄み渡るガラスの波間に

芭蕉布の重要無形文化財である平良敏子さんの米寿記念作品展を見にいきました。三線が流れる会場は人の熱気で暑いくらい。東京は真夏日の一日でした。

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2007/09/27

東京にて(2)

鋼鉄とガラスの森に迷い込み雨宿りする都会の昼時

お昼ににわか雨が降りました。東京国際フォーラムで雨宿り。警備員がまずフォーラムの旗を下ろし、それから日の丸を下ろしていました。シンボル旗のほうが高価なんだな、きっと。

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2007/09/26

東京にて(1)

摩天楼居並ぶ空はぎざぎざに十五夜の月隠して冥し

早朝に京都を発って、東京に来ました。思いがけずネット使い放題の部屋になったため、記事をアップできました。便利になったけど、旅先でも同じことをするのってどうなんやろ?

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2007/09/25

中秋の名月

円かなる白き天体玲瓏と吾の真上に宿るこの月

この瞬間地球上で何兆もの眼が月を見上げている、、と考えるだけでわくわくしますね。人類だけではなく数多の生きとし生けるものの眼が。

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2007/09/24

雨だれ

深まらぬ秋を待ちわび伏す耳に散華のごとし雨だれの音

一雨一雨、秋が近づいてくるようです。

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2007/09/19

疑問符

疑問符の雲つぎつぎと立ちこめるいよいよ青き空に恋して

どうして毎日こんなに仕事に追われているの? どうしてお給料は削減されていくの? なんで仕事してるの? ああ、わかんない。サラリーマン川柳に参戦すべきか?

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2007/09/18

いわし雲

ゴミ出して見上げる空にいわし雲果てなき海にうろこ輝く

休みが三日もあると体力気力も回復して、やる気が出てくるのがありがたいです。この残暑だけは何とかしてほしい、、。

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2007/09/17

秋のソナタ

空高く駆けるソナタはモーツァルト老いたる父母の歴史を想ふ日

ことし父は傘寿、母は喜寿を迎えました。「敬老の日」なんて気恥ずかしいから、時期をずらして旅行代を渡しました。

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2007/09/16

朝焼け

目覚めれば東の空のちぎれ雲朝陽に照りて朱色まされり

連休というのに朝早く目が覚める。今日の降水確率は50%。でも、すばらしい朝焼けをみることができました。

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2007/09/15

紅絹(もみ)

針はこぶ紅絹の端切れに目を凝らし指先ほんのり赤く染めたり

母の着物の裏地に使われていた紅絹。今ではこれほど赤くは染められないそうです。

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2007/09/14

秋空の色

この色を何に喩へん秋の空すみれ朝顔露草の青

休みの日は窓越しに空を眺めて過ごしたいもの。

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2007/09/13

宅配便

宅配を待てども空しき時は過ぎひと待つこころをふと思ひ出す

シャワーも浴びたいし買い物にも出かけたいのに、指定した時間帯ぎりぎりにしか来ない宅配便。最近は小さな袋に三文判とメモを入れてドアノブに吊しています。

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2007/09/12

始業前

始業前ジャスミンティーを淹れたマグ両手に包み芳香に酔ふ

今日は次から次へと仕事に追われ、帰宅して夕食をとった後、そのまま布団に潜り込みました。(この格好だと地震が来ても大丈夫なんて、、かなしい。)

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2007/09/11

八朔

いにしえより人は易きへ流れるを気づかせんとて荒ぶる水なり

本日は旧暦八月一日。八朔(台風に備えて神に新穂を捧げ、豊作を祈願する習わし)に当たります。天災・人災(9.11から6年目!)多き時代ゆえ、ますます自然の恵みに感謝し、自然のリズムに合った暮らしを心がけたいです。

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2007/09/10

すだち

とりたての酸橘は深き緑いろ沈黙のまま香りを守る

庭で穫れたすだちを山いっぱい職場に持ってきた同僚。ゆずと違ってそのままでは香りがしません。がっしりとひきしまった果実です。

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2007/09/09

レースカーテン

川風にふくらむレースが吾の頬撫でては返る窓辺にまどろむ

部屋の模様替えをして、風の通り道に布団を敷きました。連日30度を超す9月もまったく冷房を入れずに寝ています。

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2007/09/08

虫の音

いずことも知れぬ草叢雨にむせ虫の音冴へる白露の今宵

暗くなると一斉に虫の音が聞こえるようになりました。原っぱはなくても、ここそこに草があることを気づかせてくれます。

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2007/09/07

組織

反り返るかけらつなぎて全円を作るがごとし組織といふもの

組織をまとめていく難しさを体感する日々です。「なかなかやねー。」「まあ、ぼちぼちやな。」

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2007/09/06

台風の裳裾(もすそ)が京の空に描く二重の虹は茜に光れり

夕方6時、東の空に見事な半円の虹が出現。オフィスのベランダに出た人たちは口を開けて見とれて、、。東日本に被害をもたらした台風9号、京都には虹を残していきました。

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2007/09/05

秋鯖

米一合炊いて鯖寿司つくり終え祭り気分で菜箸鳴らす

塩鯖を見ると鯖寿司が食べたくなる。片身は締め鯖のままつまみ食いしてしまったので、お米一合でミニ鯖寿司を作りました。今晩は重しをかけておき、明日のごちそうにします。

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2007/09/04

果実

宝石のごとき巨峰を盛りつける買い物かごのなかは秋色

二十世紀に幸水、巨峰に種なしぶどう、マスカット、いちじく、グレープフルーツ、キーウィ、白桃、早生柿、すもも、などなど。ああ、見ているだけで幸せ。

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2007/09/03

さえずり

電柱に小鳥来たりて長月の朝を言祝ぐコロラトゥーラ

竹富島で知り合った友人に野鳥ガイドブックをいただいたのですが、望遠鏡がありません。まあ、乱視の私は耳を訓練した方がよいかも。

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2007/09/02

追悼

弦楽の調べにのりて師は夢に黄泉坂越え蒼穹に逝く

京都新聞電子版記事。ご冥福をお祈りします。

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2007/09/01

夏の疲れ

この夏の疲れは澱(おり)と降り積もり泥土にぬかるむ身こそ口惜し

9月に入り、ようやく涼しくなりましたが(まだ真夏日ですが)、かえって週末の疲労が厳しくなりました。今日は一日寝たきりですごしました。

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